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手軽な庶民食、米食の代用食として、また、祝い事に際して振る舞われる「ハレ」の食物として、古くから日本全国で食べられてきたうどん。
その起源は諸説あり、

1、1241年に中国から帰国した円爾(聖一国師)が製粉の技術を持ち帰り、「饂飩・蕎麦・饅頭」などの粉物食文化を広めたと言われています。

また、その円爾が開いた福岡市の承天寺(福岡県福岡市博多区)境内には「饂飩蕎麦発祥之地(うどんそばはっしょうのち)」と記された石碑が建っています。

博多駅博多口から徒歩で7分ほどにあります。うどん好きなら一度立ち寄ってみては如何でしょうか?

2、奥村彪生(おくむらあやお:伝承料理研究家)氏によれば、うどんは中国から渡来した切り麦(今の冷や麦)が日本で独自に進化したものであるといいます。

奥村氏によれば、麺を加熱して付け汁で食する(うどんの)食べ方は中国には無く、日本の平安時代の文献にあるコントンは肉のあんを小麦の皮で包んだもので、
うどんとは別であり、うどんを表現する表記の文献初出は南北朝時代の「ウトム」であると言います。

「うどん」と呼ばれるようになったのは江戸時代に入ってからであり、切麦を温かくして食べる「温麦」と冷やして食べる「冷麦」は両方ともうどんと呼ばれました。

3、また平安時代に空海が唐から饂飩(うどん)を四国に伝えて讃岐うどんが誕生したという伝説もある様です。

この様に諸説あるうどんの起源。古くから日本人に親しまれてきたソウルフードと言えますね。

各地域で食べられているうどんには小麦の生産される土壌、気候、醤油などの醸造業や漁業などの地場産業、流通を担う商人などの存在により、その地域独特の郷土料理となっているもの、また村おこしの一環として地域の名物となったものなど様々な種類が様々あります。

代表的な地域うどんをご紹介致します。

◎稲庭うどん(秋田県)

秋田県南部の手延べ製法の干しうどん。

日本三大うどんのひとつに数えられます。

ひやむぎより若干太く、やや黄色味かかった色をしていおり、製造工程は、食用植物油を使用せずに打ち粉としてでん粉を使う点や、乾燥前につぶす事による平べったい形状が特徴です。

麺は気泡により中空になっており、そのために食感は滑らか。

稲庭うどんについて記述のある「稲庭古今事蹟誌」によると、寛文年間以前に秋田藩稲庭村小沢集落(現:秋田県湯沢市稲庭町字小沢)の佐藤市兵衛によって始まると伝えられています。

また、その製法技術は、日本海交易により福岡からもたらされたとする説や山伏から教えられたなどの様々な説があるのが特徴です。

◎吉田のうどん (山梨県)

山梨県富士吉田市で作られる郷土料理。

非常に強いコシと太さを特徴としており、すすれないとか、うどんが噛み切れないほどである。

煮干や鰹節を出汁とした味噌あるいは醤油味の汁で食べます。

キャベツと馬肉が入れられ、各店特製のすりだね(調製唐辛子)が用意されています。

富士北麓である富士吉田市は、冷涼な気候と溶岩台地の地理的条件から稲作が困難で、水掛麦による麦作が行われ伝統的に粉食料理が食べられてきた歴史があるのです。

 

◎きしめん(愛知県)

名古屋名物の平らな麺で、「うどん」とは別物であす。

蕎麦・そうめん・冷麦等のように、麺の1ジャンルとして確立しているのです。

山梨で「ほうとう」と「うどん」が別に扱われているように、名古屋には「うどん」と「きしめん」の両方があります。

名古屋でのきしめん屋は、うどんではなく蕎麦も提供する店が多く、うどん屋よりも圧倒的に少ないのです!

きしめんの専門店はさらに少ないのですが、名古屋と言えばきしめんと有名になったのは、古くから熱田神宮内で食べられることから、名古屋以外の人には『名古屋ではうどんよりきしめん』として認知されたのではないかと考えられています。

また、二つが別物ととらえるところに、それぞれから生まれたメニューの違いなどもあるのです。

◎関西のうどん

女性は「おうどん」と呼ぶこともある。

麺は柔らな食感である。これは出汁【ダシ】(関西ではつゆのことを出汁と呼ぶが、根本的に関東のつゆとは異なるものである)がからみやすく、また出汁を吸いやすいようにとの工夫なのです。

出汁は、昆布と削り節(鰹節、鯖節など)をベースに、炒り子(うるめいわしなど)、椎茸、エビなどを合わせるなど、各店で工夫が凝らされており、京都と比べると、魚介出汁
は強めで、様々な隠し味を使い、複雑な味わいに仕上げるなど、同じ関西でも地域によってだしの違いはあるものの吸い物のように飲み干せるように仕上げられている。

だしの中に、細切れにした脂の乗った牛の小腸(ホルモン)を油で揚げた油かすが入った『かすうどん』や、とろろ昆布・おぼろ昆布をうどんに乗せて供する『こぶうどん』(関西では昆布を「こぶ」と呼ぶことが多く、このメニューも「こんぶうどん」とは呼ばず「こぶうどん」と呼ぶ。)、うどん中心の寄せ鍋風の『うどんすき』など好まれるメニューも様々なのです。

◎讃岐うどん(香川県)

言わずと知れたKING OF うどん。

香川県は全国で県民一人あたりのうどん消費量がトップです。

町おこしの一環で、香川県を『うどん県』と呼ぶほど、食文化に根付いた地域で、讃岐うどんと呼ばれています。食感がツルリと滑らかな事が特徴で、トッピングや食べ方は多種多様な品目があり、全国の飲食チェーンが讃岐や丸亀と言う名前を使ってチェーン展開している程有名です。

◎博多うどん(福岡県)

福岡・北九州方面で食べられているうどんで、一般的に腰が弱めで柔らかいのが特徴です。

汁は昆布・鰹節・うるめ・鯖節・いりこ・あじこ・あご(トビウオ)等を使用し薄口醤油で仕上げており、具としては「丸天」や「ごぼ天」、鶏肉のそぼろを使った「かしわ」が一般的である。

薬味として七味唐辛子だけでなく柚子胡椒が用意されている店も多い。

発祥としては、1241年に宋より帰朝した円爾などの僧により、茶・饂飩・蕎麦・饅頭が日本にもたらされ、博多はこれらの発祥だという説があります。

「腰が弱めで柔らかい」経緯にははっきりしませんが諸説あり、伝来した頃のうどんは「単に粉をこねただけの柔らかな麺」といわれるが、その中で「柔らかな麺」という特徴をこの地方では後々まで引き継いでいったと言う説や、 商人町でせっかちな人が多く食事を早く済ませたい要望が多かった土地柄を反映して、調理時間を短縮するために茹で置きが広まった説、素早く噛み切れて飲み込みやすい状態が望まれた事もあって柔らかく緩いうどん麺になった説、温かい汁でうどんを食べる場合、強い腰がある麺よりも腰が弱めで柔らかい麺の方が汁と絡み易くなることに気付き主流になっていった説等があります。

なお、この地方では汁を「すめ」と呼称する場合もある。

うどんは小麦粉で出来ており、主成分は炭水化物です。

炭水化物はごはんやパン、 うどんなど麺類に含まれる栄養素で、体内でブドウ糖、 そしてグリコーゲンに変成します。

それは体だけでなく、脳のエネルギー源にもなるのです。

また、うどんは他の食物に比べて、非常に消化吸収のスピードが速く、 即効的にエネルギー源として使われます。 

つまり集中力を発揮するなど、頭の働きにその条件が合うわけです。 

受験での夜食として、忙しいサラリーマンの朝食としてなど 良い働きがあるということです。

温かい汁物と一緒に食べるうどんは風邪をひいたときや寒いときに身体を温める食べ物として秀逸ですが、何事も食べすぎには要注意を!

うどんの「コシ」を決定づけるのは、ゆで終わったあとの「ゆでおき時間」。

これが分かれば、なんと市販の乾麺で、超おいしいうどんを作ることができます!

うどんのコシの正体はずばり、麺内部の「水分勾配」です。

ゆであげ直後、うどんは表面に近いほど水分が多く含まれ、これがかんだ時に「歯がすっと入り、徐々に抵抗を増して、ぷつっと切れる」というコシの食感を生み出します。

しかしこの水分勾配、実はわずか数分という短時間のうちに均一化が進み、あっというまにコシは台なしになります。

プロの間では「うどんは究極の生モノ」といわれるゆえんなのです。

そもそもうどんはゆで時間が長いため、店は、あらかじめ大量にゆでたうどんを一度冷やし、注文を受けてから温めて出すのが一般的ですが、実は、この冷やして置かれる間に、うどんは徐々にコシを失いってしまいます。

そこで、家庭でつくる場合は、一度冷やすことなく、鍋からあげてすぐに卵とからめる「釜たま」がおすすめです。

簡単に作れてお店を超えるおいしさになります。

(1)うどんの麺をゆではじめます。(この前後に、「食べる準備」も整えておきます。)

(2)丼をあらかじめお湯で温めた後、生卵を割り入れ、溶いておきます。

(3)麺がゆであがる直前、鍋の中にザルなどを入れ、麺をお湯から出さないようにしながらザルに移します。
ゆであがったら、手早くお湯をきり、(2)で用意した丼の中へ入れます。

(4)なるべく早くかき混ぜて、麺と卵をからませます。白身が麺の周りで固まり、まとわりついてきたら成功。

(5)しょうゆをお好みの量入れ、できるだけ早く食べます。

ふんわり、あつあつの「釜たま」を味わえます。
一度お試しください!

如何でしたでしょうか?皆さんが日々食されているうどんにもさまざまな食べ方、ご当地モノがあると言う事がお分かりいただけたのではないでしょうか?
お仕事もプライベートも粘りゴシで頑張っていきましょう!ありがとうございました。