株式会社健美舎

ヘルシーニュース

インフルエンザ

寒い季節に注意したいことといえばインフルエンザ。
お子様やお年寄りは重篤化することもあり、死にいたることもあるこわいウイルス。
今回はそんなインフルエンザのちょっとした知識と予防のお話です。

インフルエンザとカゼの違い

寒気
カゼ(感冒)
俗に言うカゼとは様々なウイルスなどによっておこる病気の症状のことで、病名ではありません。その症状とは、のどの痛み、鼻汁、くしゃみ、咳があります。
インフルエンザ
インフルエンザウイルスに感染することで起きる病気をいいます。主な症状は、カゼの症状に38度以上の高熱や頭痛、関節痛、筋肉痛、倦怠感などが急に現れます。

インフルエンザはどこ生まれ?

インフルエンザは16~17世紀のイタリア出身だそうです。
当時、感染症ウイルスによって拡大するという考え方がなく、星占いたちが冬の寒気や星の動きが影響しているのではないか?と言ったことから「infuluenza(インフルエンツァ)=影響」と名づけられました。

インフルエンザは
なんてたって怖い!

インフルエンザは、カゼと比べ症状も強く体力が消耗されます。
また、インフルエンザ肺炎や脳症などの合併症も引き起こしやすく、予防・早期発見により治療をしていくことが望ましいでしょう。
ちなみに、豚・鳥・馬に感染するのはインフルエンザA型しか感染しません。
病気の鳥の乾燥した糞や羽などを吸ってしまったり、内臓に触れた手から体内にウイルスが入った場合は要注意ですが、日本では鳥処分施設の消毒は徹底されているので危険性は低いと言えるでしょう。

インフルエンザ予防5か条

うがい手洗い
栄養と休養を充分にとりましょう
日常生活から、体力をつけるよう心掛け、栄養と休養を充分にとるようにしてウイルスに対して抵抗力をつけましょう。抵抗力を高めることによって、感染しにくくする事ができます。
人ごみはなるべく避けるようにしましょう
インフルエンザに限らず、いろんなウイルスというのは、人から人へとうつるものがほとんどです。人が集まる所に行けば行くほど、病原体に遭遇する可能性が高まります。できる事なら人ごみは避けて下さい。
適度な温度・湿度を保つようにしましょう
ウイルスは低温・低湿を好むといわれています。冬場の乾燥した室内であれば、長時間空気中を漂っています。加湿器などで室内の適度な湿度(50~60%)を保つようにしましょう。
外出後は手洗いとうがいを忘れずおこないましょう
外出先では、いかにウイルスから逃れようとしても完全に遭遇しないなんてほぼ不可能です。他人の咳やクシャミなどから飛び出したウイルスが常に空気中に漂っていると思って下さい。それらのウイルスを服や手などに付いたままにしておくと感染のリスクが高まります。帰宅後はまず手洗い・うがい。誰にでもできる予防方法ですので、必ず実行しましょう。
マスクの着用しましょう
インフルエンザに感染する大きな要因の一つは、空気感染(飛沫感染)です。いくら人ごみを避けるようにして、手洗い・うがいをしてもウイルスは目に見えないものですから、知らず知らず体内に入ってしまうかも知れません。マスクを着用する事によって空気感染(飛沫感染)のリスクを大幅に軽減する事ができます。また、仮に空気感染(飛沫感染)してしまっても、熱が出るなどインフルエンザの症状が出るまで数日掛かると言われています。その潜伏期間中に知らず知らずのうちにウイルスを撒き散らしている可能性もあります。他人に移さない為にも是非マスクの装着をオススメします。