株式会社健美舎

ヘルシーニュース

プラセンタ

この度の新型コロナウイルス感染症に罹患された方、ご家族・関係者の皆様に謹んでお見舞い申しあげます。
一日も早い収束を願い、皆様と一緒にこの難局を乗り切りたいと思います。
今回は、内外ケアに嬉しい成分プラセンタについてお話しさせて頂きます。
話題のプラセンタ!最後までお付き合いください。

プラセンタの歴史

クレオパトラ

最近、化粧品やサプリメントなどでよく聞くプラセンタですが、歴史はとても古く、古代文明の時代から美容や健康に役に立つモノとして珍重されており、紀元前200年頃には秦の始皇帝が、プラセンタを使っていたという話も残っているようです。
また、紀元前400年頃のギリシアでは、「医学の父」とされているヒポクラテスが、プラセンタを使用していたことが記録されています。

現在では美容成分として注目されており、美貌の女王として名高いエジプトのクレオパトラも、その美しさを保つためプラセンタを使用していたといいます。 美容業界からも高い評価を得ている「プラセンタ」の秘めた魅力をお届けします・・・。

プラセンタの栄養素

すでにご存じの方も多いかと思いますが、胎児がお母さんのお腹の中で成長するために重要な働きをする胎盤のことをプラセンタと言います。しかし、そのプラセンタにどんな栄養があるかはまだまだ知らない方が多いのではないでしょうか。

プラセンタには、たんぱく質、脂質、糖質の三大栄養素はもとより、20種類のアミノ酸をはじめ、ビタミン、カルシウム、リン、マグネシウム、酵素などの栄養分が豊富に含まれています。

アミノ酸
生物の基となる栄養素です。通常、食事でしか摂取できないバリン・ロイシン・リジン・スレオニンなどの必須アミノ酸を多く含まれています。
ビタミン
美容と健康の両方に欠かせない栄養分ビタミンB1、B2、B6、B12、C、D、E、ナイアシンが豊富に含まれています。
マグネシウム
筋肉の収縮や神経情報の伝達、体温、血圧の調整に役立つ栄養素です。

プラセンタの種類

豚プラセンタ
最も多く使用されているのが豚プラセンタです。
豚は年に2回出産し一度に10頭前後の子供を出産するので、他の動物と比ベて大量に採取することが可能であり安定した供給ができます。
その中でも「SPF(Specific Pathogen Free)豚」は、特定の微生物または寄生虫に由来する特異の病原をもたない豚と言われ、病気の感染リスクが低く、抗生物質などの薬剤残留もほとんどありませんので安全性が高いとされています。
馬プラセンタ
馬のプラセンタは、豚プラセンタには少ししか含まれていないヒスチジン、チロシン、シスチンなどのアミノ酸が含まれているとされています。利用される馬は、ほとんどがサラブレッドであることから、血統、品質管理、栄養管理などの条件のもとで育てられており安心です。ただ、豚プラセンタと比較すると、出産数が少ないので希少価値があり高価になってしまいます。
羊プラセンタ
ヨーロッパや北欧では羊のプラセンタが人気です。
アミノ酸の組織が人間の胎盤と似ているとも言われており、重宝されています。
羊も病気にかかりにくく安全性は高いとの事ですが、牛と同様遇蹄類ですので日本では狂牛病問題以降流通量がめっきり少なくなりました。
植物性プラセンタ
植物に胎盤は存在しないので植物の「胎座」という部分を使用したものを植物性プラセンタと言います。
胎座は発芽が起きる部分であり豊富な栄養素を蓄えており、動物性プラセンタと同様にアミノ酸、ビタミン、ミネラルなどが含まれています。
ただ植物性プラセンタには成長因子は含まれていません。
海洋性プラセンタ
植物性プラセンタと同じで海洋性プラセンタにも胎盤は存在しないので、卵巣膜という部分をプラセンタと呼んでいます。
卵を育てるのに必要なアミノ酸やコラーゲン、ヒアルロン酸などの栄養成分があり健康維持へと働きかけます。ただ植物性プラセンタと同様に海洋性プラセンタにも成長因子は含まれていません。

プラセンタの効果

プラセンタの有効性の中でも、注目されているのが「成長因子」の存在です。細胞の著しい減少が老けの大きな要因の一つと考えられています。
プラセンタには、細胞を増殖させるための因子=成長因子が含まれていると考えられており、美容はもちろんのこと様々な分野でも研究が進められいます。

生命の神秘をつかさどるプラセンタには、うれしい栄養分が豊富に含まれていることがおわかりいただけたと思います。
美容だけではなく健康を維持する目的でも内側からも身体を整えて行きましょう!