株式会社健美舎

ヘルシーニュース

クマ

日本中で自粛生活が続いた春が終わり、暑い季節がやってきます。
今年は全国的に平年より気温が高くなると予想されているようです。
夏の暑さに負けないようにエアコンを上手に活用しながら体調を整えていきましょう。
今回は目の下の「クマ」についてのお話です。
目の下のクマは、血行不良(静脈の停滞)など、何かしらの不調を訴えるサインであり、
エアコンも一つの原因とされています。いくらメイクで隠したとしても身体の本質が変わらなければ改善しませんし、
むしろ見た目だけでなく身体の内側も状況が悪化するばかりです。
クマを見つけたら放置せず、最近無理をしていなかったか自問自答してみましょう。

クマの種類と
原因、見分け方

くま
黒クマ
原因:皮膚のたるみや乾燥によるくすみが原因でできます。
見分け方:皮膚が引っ張られて伸びると、クマの色が消えて見えなくなります。
青クマ
原因:睡眠不足や疲れによる血行不良が原因でできます。
見分け方:皮膚の下の静脈の色が青く見えるもので、皮膚を引っ張っても動きません。
茶クマ
原因:シミやメイク汚れ、こすったりした摩擦の色素沈着が原因でできます。
見分け方:皮膚の色素沈着によるもののため、皮膚が引っ張られると、クマも一緒に動きます。

クマに効果的な食べ物

卵、肉類
鉄分を補うことで血行がよくなり、効果的です。
アスパラガス、枝豆
葉酸が豊富にふくまれており、鉄分同様、血行促進効果があるといわれています。さらに吸収をよくするには、油と一緒に摂ることがポイントです。
レタス、ほうれん草
鉄分、葉酸はもちろん、「ルテイン」が含まれています。ルテインは血行促進効果が高いといわれています。
レモン、ブロッコリー、キウイ
ビタミンCが豊富な食べ物です。シミやメイク汚れが原因で引き起こす茶クマはビタミンCをたっぷり摂ることをおすすめします。

クマの軽減法

睡眠不足の解消
睡眠不足解消は当たり前のことですが、十分な睡眠をとることです。しっかり熟睡できる工夫をしてみましょう。睡眠時にエアコンを使用する際、冷やし過ぎは身体に良くありません。温度を少し高めに設定(28℃前後)、もしくは除湿にして、身体に直接風が当たらないように注意しましょう。またエアコンの使い過ぎはお肌の乾燥の原因になりますので、上手に活用しましょう。
血行不良の解消
〈ホットパック〉
「クマ」の原因となる冷えを解消するのには、熱いタオルなどでホットパックを行い、血行を促進しましょう。また、蒸しタオルで目元を温めた後、冷やしたタオルをあてるなど、温感と冷感で交互に刺激するのも効果的です。あとはゆっくりとぬるま湯に入って全身の血流を良くすることも大切です。
〈マッサージ〉
目の周りを軽くマッサージするのもよいでしょう。その際は目元専用クリームや美容液を使うことをお勧めします。
すべりが良くなり、摩擦などの刺激を和らげることができます。
目の周りの皮膚だけでなく、その下にある毛細血管も細くデリケートなので強くこすらない様に注意してください。強い刺激は毛細血管を傷つけ、その結果「クマ」がひどくなるなんてことになりかねません。
リンパの流れに沿ったマッサージの方法としては、目尻から目の下を通って目頭に向かい、上瞼を通って目尻に戻り、目尻からそのまま下の方に頬を通ってあごのところまでの順に、朝晩1分位のマッサージをしてください。ただ、やり過ぎは逆効果となりますので気をつけましょう。
美容液を乗せるときも同様、力をいれすぎないように、中指、又は薬指を使って引っ張らずに、やさしくなじませましょう。
(※中指と薬指は、手の中で力が入りづらい指といわれています)
アイメークを落とすときはさらに注意が必要です。ごしごしと擦っていませんか?目の周りのメイクはコットンなどで、上下にやさしくふき取りましょう。

「クマ」だけではない!
目をいたわろう

目の疲れをとるツボを軽く刺激して、仕事中にリフレッシュしてみませんか?
目元には、目頭に“睛明(せいめい)”、こめかみに“太陽(たいよう)”、 目じりから指1本分ほど外側に“瞳子髎(どうしりょう)”というツボがあります。
そこに、指の腹が皮膚と垂直になるようにあて、3秒くらいかけて、ゆっくり力を加え、ゆっくり抜いてください。力加減は、ちょうど気持ちいいと感じるくらいがベストです。
是非一度試してみてくださいね!!

一番いいのは疲れを溜めないことです。しっかり熟睡できる工夫をすることや、仕事では目をできるだけ疲れさせないようしてください。長時間パソコンに向かったときは、目を冷やして休めるとか、休憩するとか、仕事中のひと工夫をしてみてください。